こだわりを捨ててカウンセリングを受けよう

看護師は患者に対して奉仕精神をもって接するのが重要な役割であり、常に患者の相談にのって不安や不満を解消していくように心がけていると思います。それが職務として重要なことだからこそ、逆に自分が不安や不満を他の人に打ち明けにくくなってしまう傾向があるのも事実です。
しかし、現実的には職場で働いていると不安も不満も募りやすいものであり、それを自分で抱えてしまって大きなストレスになってしまう人も少なくありません。自分なりの気分転換の方法を見つけて解消できるようになる看護師もいますが、あまりに大きなストレスを抱えてしまって途方に暮れる人もいるのが現状です。奉仕精神をもって働く看護師だからこそ仕事の悩みを相談するのが恥ずかしいと感じてしまいがちなのは固定観念であり、ときにはカウンセリングを受けるのも必要と考えましょう。看護師である以前に、一人の人間であるということを忘れてはいけません。
仕事をしている間は、確かに不安や不満に対して応じていくのが役割であっても、そこから離れてしまえば一人の人間です。仕事に悩みを持つのも当然であり、それを打ち明けて相談するのも精神衛生を保つためには欠かせません。こういった固定観念を特に初期には持ってしまいがちであり、それが原因で看護師を続けられなくなってしまう人も少なくないようです。早い段階で専門家によるカウンセリングを受けて、早めに悩みを解消するように心がけましょう。